【体質改善】整腸剤は便秘薬と違いクセにならない！便に悩まない腸活法を薬剤師が徹底解説

今回はこんなお悩みに薬剤師がお答えします。

便秘が続くと、ストレスから自律神経が乱れたり、悪玉菌が溜まり疲れやすくなったりします。

そこで、今回は整腸剤を使って便秘に悩まない方法を紹介していきます。

• 便秘薬を使わず便秘を治したい
• 便秘に悩まない身体を作りたい
• 整腸剤で排便効果があるのか知りたい

整腸剤は便秘薬と違いはクセにならない

整腸剤は便秘薬とは違いクセになりません。理由は便を出すための仕組みが違うからです。

一部の便秘薬は腸を刺激して便を出します。刺激性のある便秘薬を長期間飲むと腸が伸びてしまい、便秘薬を飲まないと便がでない状態になります。

しかし、主成分の善玉菌が大腸を動かすことで、整腸剤は排便効果が期待できます。

整腸剤と便秘薬では便を出す仕組みが違うため、整腸剤はクセになりません。

整腸剤は便秘薬と違い即効性は「ない」

整腸剤は便秘薬と違ってすぐに効きません。理由は整腸剤は排便効果のある善玉菌を腸内に入れるためです。

腸内の菌のバランスが変わり始めるまで、早くても2週間はかかると言われています。

参考
健康名探偵「監修東海大学医学部 抗加齢ドック 教授」
ビオスリー

【便秘薬不要】整腸剤で体質改善する方法3選

クセになる便秘薬を使わずに、整腸剤で便秘知らずの身体を作りましょう。

ポイントは以下3点です。

それぞれ詳しく説明していきます。

①整腸剤を飲む

整腸剤を飲み、腸内の善玉菌を増やしましょう。善玉菌を増やすことで、大腸が動き出します。

善玉菌のひとつである酪酸菌は大腸のエネルギー源を作り出し、大腸の動きを促してくれる。そのため、排便効果が期待できます。

まずは整腸剤を飲み、腸内の善玉菌の量を増やしましょう。

②善玉菌のエサとなるものを食べる

善玉菌のエサとなるものを一緒に摂りましょう。理由は善玉菌をさらに増やすことができるからです。

食物繊維・オリゴ糖が善玉菌のエサとなります。特に水溶性の食物繊維は善玉菌のエサとなりやすいため、積極的に摂りましょう。

③水分を摂る

しっかりと水分をとりましょう。水分の量が足りていないと、便が硬くなってしまい、便が出にくくなります。

一般的な成人の飲み水としての1日の水分摂取量は1.2Lと言われています。

こまめな水分摂取を心がけ、気持ちいい排便しましょう。

参考
「健康のため水を飲もう」推進運動

整腸剤で便秘しない身体を作ろう

クセにならない整腸剤で便秘に悩まない体質をつくりましょう。

体質改善のポイントは以下3つです。

このポイントを習慣化することで、便秘に悩まない体質がつくれます。